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共働き夫婦が幸せになる家づくり

第1回 共働き夫婦が幸せになる家とは?

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 家事への不満(Q4、Q5)、住まいへの不満(Q6、Q7)を尋ねた設問を見ると、家事の多くを女性が担っているのが現状で、家事に対してかなりストレスを抱えている様子がわかります。機能面で家事がしにくいことへの不満に加え、家事に参加しないのが当たり前という態度の夫への不満もあるでしょう。夫が「手伝う」という意識で家事に参加することが、夫婦げんかの原因となることもあるようです。


 この問題を解消するには、家事がしやすく、夫や子どもたちも家事に参加しやすい間取りや設備を取り入れることが助けになります。たとえば、洗ったその場で室内干しできる環境が整った洗面洗濯室を設けたり、家族で並んで作業できるキッチン、夫や子どもたちが自ら収納しやすいクローゼットを配置するなど、妻が「自分だけでやらなくていい仕組み」をつくることです。涙ぐましい努力をすることなく、かしこく、おしゃれに暮らすのが、今どきの共働きファミリーと言えます。


 もちろん、夫婦が互いにほめ合って、家族で協力し合うことが最も大切。共働き女性が頑張りすぎなくていい家は、家族全員がいつも笑顔でいられるでしょう。働く女性のいちばんの願いは「家族が暮らしやすく、幸せである」こと。共働き女性のそんなシンプルな願いを叶える家が、いま求められています。


Q4. 夫婦の家事分担を教えてください。

妻側の負担が大きいのが現状。共働きの女性は、「~しながら~する」という「ながら時間」の使い方が上手な人が多いんです。

Q5. 家事の不満を教えてください。

どの家事についても、日々多くのストレスを感じていることがわかります。

Q6. 現在の暮らし、住まいをどのように変えてみたいですか。

いちばんの望みは、家族団らんのときを充実させたいこと(1位)。そのためにも、家事の手間を減らしたい(2位)、ということでしょう。

Q7 住まいで変えたい点を教えてください。

【炊事・キッチンまわり】料理の準備や後片付けは、ともかく合理的に手早くすませたいと考える人が多いようです。
【洗濯・洗面・浴室まわり】収納の充実よりも、カビやニオイが発生しないつくり、通気・採光のよいつくりが上位に。

Q8. 暮らしで時間や手間をかけたいことを教えてください。

「睡眠」の次に多いのが、「子どもと過ごす」「夫婦で過ごす」。家族と過ごす時間・空間を大切にしたい思いが表れていますね。


 第2回は、共働き夫婦が幸せになる間取りをご紹介します。


[2014/8/1]

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タブチ キヨシ

共働きスタイル研究家、家づくりのコンサルティングを手掛けるattract style(東京・中央)代表取締役。


ハウスメーカー勤務を経て独立。現在「家をつくる」仕事と並行して、共働きファミリーのための幸せな暮らしや家を提案する「共働きスタイル研究家」として活動中。


共働き女性向けインテリア・ハウジング誌「DEUX STYLE」と“夫婦の生活スタイルを変える”情報を発信するウェブサイト「FUFUKA」のプロデュースをはじめ、ラジオ番組「夫婦でCHU!」(MID-FM76.1)のナビゲーターを務める。


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