月例マンション動向(首都圏)
不動産情報サービスのマーキュリーによる、1都3県のマンション供給予想・実績データと分析。
総戸数1000戸超のタワー物件、いよいよ販売開始・2013年6月の予測
不動産情報サービスのマーキュリーの調べでは、2013年6月に首都圏で新築マンション138物件、12665戸(総戸数ベース)の新規物件の販売が予定されている。前年同月が127物件、11678戸の予定だったので、前年同月比では物件数、総戸数ともに9%増となっている。
エリア別で見ると多い順に、東京23区が6978戸(前年同月比32%増)、埼玉県が1737戸(同33%増)、横浜・川崎が1626戸(同36%減)、東京都下が1358戸(同9%増)、千葉県が563戸(同56%減)、神奈川県下が403戸(同1819%増)である。しかし、販売予告広告は長期化傾向が続いており、今回の集計も前月からの繰延物件が46%程度を占めているので、そこは割り引いて考えたい。
今回は、注目物件として「スカイズ タワー&ガーデン(以下「スカイズ」と表記)」を取り上げたい。豊洲駅からゆりかもめで1駅「新豊洲」駅が最寄りになる、総戸数1110戸、トライスター型の地上44階建タワーマンションである。
総戸数1000戸超は、2012年には「ブリリア多摩ニュータウン(建て替えプロジェクトのため販売対象戸数は684戸)」、「ブリリアシティ横浜磯子(全13棟で1230戸)」、「プラウド船橋(1~5街区合計で1497戸)」、3物件の供給があった。スカイズは、2013年では初の1000戸超物件であり、2010年に供給開始された「ブリリア有明スカイタワー」以来の、東京23区内における1000戸超物件となる。
スカイズは、新豊洲駅最寄りでは初めての分譲マンション供給になるが、隣地にもう1棟、31階建の分譲マンション計画があるため、ツインタワーになる。竣工予定はスカイズが2015年3月で、隣地の31階建が2016年3月と、1年ずらしている。
スカイズの公式ホームページを見ると、事前の資料請求が1万件を突破するなど、反響は上々のようだ。先日、テレビ東京系列の人気ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」でも取り上げられ、モデルルームの盛況ぶりが伝えられているが、はたして初回の販売戸数はどれくらいの規模になるのか、スタートダッシュが気になるところである。
もちろん価格面にも注目したい。公式ホームページに記載されている予定価格帯と専有面積から推測すると、平均坪単価は260万円前後と思われる。三井不動産レジデンシャルが昨年7月から販売している「パークタワー豊洲(豊洲駅徒歩5分・19階建・188戸)」の平均坪単価が約262万円なので、ほぼ同水準になるだろうか。
メジャーセブンのうち、大京を除く6社が売主に名を連ねるスカイズは、2013年の湾岸タワーマンション販売の口火を切る物件になり、今後控えている月島、晴海、有明の大規模タワーマンションの売行きにも影響を及ぼすと思われるため、ぜひ注目していただきたい。
※集計は2013年5月27日現在の数字
■エリア別状況

(注)都心7区は、千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区、豊島区を指す。
■物件別供給戸数上位20
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[2013/5/27 提供:マーキュリー]
マーキュリー
不動産専門の情報サービス会社。「2万9500物件、190万戸(2010年3月時点)の分譲マンションデータや物件パンフレット」「賃貸物件データ」「平均世帯年収を含む統計データ」「地質データ」などを保有。電子地図を活用して不動産に関する各種情報を提供している。
マーキュリーのホームページ http://www.mcury.jp/
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