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住まいのQ&A

ファイナンシャル・プランナーや一級建築士などの専門家が、住まいに関するさまざまな疑問にお答えします。回答はあくまでも1つの参考意見です。ご自身の責任でご判断下さい。(※現在は質問を受け付けておりません)

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QUESTION

「店舗併用住宅の敷地購入に住宅ローンを使いたい」

(静岡県 委託業務 34歳 女性)

 長年賃借して住んでいた店舗併用住宅の敷地を大家さんから購入したいと考えています。しかし、店舗の建設が条件になっている土地なので住宅ローンを利用できない、と言われました。店舗併用住宅の敷地購入に建て替えを加えたら、住宅ローンを組むことは可能でしょうか?


ANSWER

「建築物に制限の付いている土地は担保価値が低くなってしまうため、住宅ローンを借りるのは難しいと思われます。将来の建て替えや売却の可能性も考えたうえで対応を決めるのが賢明です」

(ファイナンシャル・プランナー/吉田美砂緒)

 住宅ローンは、基本的に建物の購入や建設に対するローンです。ただし、住宅を建てる目的でその敷地を購入する場合には、土地の購入費も含めて住宅ローンを組めます。


 建物が店舗併用住宅であっても、一定の要件を満たしていれば住宅ローンを利用できる場合があります。しかし、今回の場合は、土地に建てられる建築物に制限があるために、住宅ローンを借りるのは難しいと思われます。


 例えば、その土地が市街化調整区域内にあるなら、「日用品店舗併用住宅」など一定の許可が得られたもの以外は、原則として住宅も含めて建物は建てられません。


 このような、建物の建設が制限される土地は、担保価値が低くなってしまいます。金融機関も融資に積極的ではないところが多いでしょう。また、もし融資してくれたとしても、住宅ローンのような低金利ではなく、高い金利を提示される可能性があります。


 建築物に制限の付いた土地は価格が安いことが多いだけに、もし価格の安さにひかれて購入を検討されているなら、考えておきたいことがあります。


 この先、仮に店舗経営をやめて一般の住宅に建て替えたいと思っても建て替えられない、土地の用途に制限があるために売りたくても買い手がつかない、といった可能性があるということです。まず、このことをよく考えたうえで対応を決めるのが賢明でしょう。


[ 2010/8/11 掲載]

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回答者 ファイナンシャル・プランナー 吉田 美砂緒

ファイナンシャル・プランナー(FP)。大手教育機関でFP教育事業に携わり、その後、独立系FP会社を経て独立。資産運用や住宅ローンなどを中心に、セミナー講師や原稿執筆、コンサルティング業務などに従事している。


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