日本経済新聞 関連サイト

住宅サーチ for Premium Life

住宅最前線 こだわリポート

業界紙出身のベテラン記者・牧田司氏による住宅・不動産各社の企業情報。愛情あふれた辛口コメントに注目です。本コーナーの記事内容に対するお問い合わせは「RBAタイムズWeb版」までお願いします。

2月24日プレミアムフライデー 大和ハウス役員は「仕事」派が優勢

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • この記事をmixiチェックに追加
  • この記事をtwitterでつぶやく


 大和ハウス工業は2月22日、恒例のマスコミ懇談会を都内のホテルで催した。同社の全15役員が参加し、大勢のメディア関係者も集まって大にぎわいとなった。


 冒頭、樋口武男会長兼CEOが「いつも10兆円の話をしてみんなからひんしゅくを買うが、売り上げ10兆円は創業100年の目標。まだ40年ある。どんな商品が喜ばれるかを常に考えないといけない」とあいさつ。


 続いて大野直竹社長兼COOが「中期計画は極めて順調に推移している。数字には達成する自信があるが、先行きはなかなか見えない。慎重におごることなく一生懸命やっていく」と乾杯の音頭をとった。


 記者がもっとも話したかった相手はもちろんマンション事業担当の高井基次常務執行役員。マンション業界で高井氏を知らないのはモグリ。心間手敏。機を見るに敏。冷静に市況を読みすぐ動く。文字通り背も高い。ずんぐりむっくりの人が多いこの業界で(頭頂部が一際)光る存在だ。


 高井氏は「これほど建築費があがってくるとどうしようもない。金曜日は、部下を連れて散歩がてら3~4件マンションの見学。人は自分が見たもの以上のことはできないからね。しっかり見ないと」と話した。


 これだけで十分だと考えたが、全役員がそろっているのだから絶好の機会だ。とっさに全役員にプレミアムフライデーの予定を聞くことにした。片っ端から突撃取材を敢行した。そのうち4名のコメントを紹介する(カッコ内は記者)


樋口武男会長兼CEO ぼくの頭の中は365日、24時間休みはありません。金曜日は大阪のロータリーに出るため、午前中は会社に出て、午後はロータリー。ロータリーが終わってから妻と過ごそうと思っていますが、まだ決まっていません。


大野直竹社長兼COO ぼくはノーコメント。社員にはお客様対応をしっかりできているなら休むように言っています。


河合克友副社長 海外から来られる人と会う予定が入っています。(外国語話せるんですか)全然です。プレミアムフライデーは、ぼくが提案しました。とにかくやってみて、問題が起きれば修正すればいいと。


高井基次常務 散歩がてら部下を連れて3件くらいマンションを見学します。人は自分が見たこと以上のことはできませんからね。(どこのマンションですか)それは言えません。


◇     ◆     ◇


 4名以外では、「妻とデート」「午後はプライベート。翌日は妻と一緒に栃木でゴルフの予定」など方針通り“プレミアム”な一日を過ごす役員もいるが、「プレミアムフライデーを発表する前に、仕事の予定を入れていました」「仕事の予定が入っています」などもあり、「仕事」派のほうがやや優勢だった。「役員は対象外」だから当然と言えば当然か。


 同社は1月31日、原則として偶数月の最終金曜日は就業時間を「9~18時」から全社一律で「8~17時」に変更し、午後は半日有休とすることを発表した。


[関連記事] 「プレミアムフライデー」 大和ハウスが開始 三菱地所はイベント開催 (2017/1/31) 


[2017/2/23 提供:RBAタイムズWeb版]

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • この記事をmixiチェックに追加
  • この記事をtwitterでつぶやく


RBAタイムズ 牧田司

第三企画(東京・新宿)が発行する住宅・不動産業界情報紙「RBAタイムズ」編集長。記事の大半を自身で取材・執筆している。月1~2回の紙面発行に加え、「RBAタイムズWeb版」で随時ニュースを配信中。紙面は住宅・不動産業界の親睦と発展を目的に業界関係者に無料配布しているが、広告を一切掲載せず、(第三企画も含めた)特定企業の利害にとらわれない編集方針をとっている。


牧田編集長から住宅サーチ読者へのメッセージはこちら


バックナンバー


※正しく表示されない場合はしばらくお待ちいただくか
こちらのリンクをクリックしてください

 

このサイトについて

日本経済新聞社について