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住宅ねっと相談室 あらかると

マンション管理組合や自治会、近隣のトラブルなど、読者から寄せられた相談に建築士やFP、弁護士ら専門家が回答します(この連載は終了、新たな質問の受け付けも終了しました)

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QUESTION

町内会費から氏神神社に奉納、問題でしょうか

(石川県 50歳代 会社員 男性)

 今年度より町内会長を仰せつかっております。先日の総会で、ある方から、町内会の予算から地域の氏神神社のお祭に毎年3万円を奉納しているのは、問題があるのでは?という発言がありました。


 信仰の問題なら個人単位で任意に集めるべきで、当たり前のように町内会から支払うのはおかしいという理由のようです。今まで当たり前のようにそうしてきたのですが、やはり問題があるのでしょうか。


ANSWER

地域イベントの側面も

(住宅ねっと相談室カウンセラー 司法書士 石田 光廣)

 厳密に言えば、氏神神社の祭礼奉納金はあくまで宗教行事ですので、信仰の自由として町内会会員ごとの個別の対応がふさわしいと思います。


 しかし、もともと神社独自の祭礼というよりも、地域住民が御神輿を奉納したりしながら発展していったお祭だったとすれば、宗教行事というだけでなく地域の歳時的イベントとしての側面もあると思います。


 そこで、そのお金がお祭りそのものの維持管理経費に使われることを前提に、数千円から数万円程度のお付き合いと言える範囲で地域の一構成団体としての町内会として拠出し、それ以上は個別の対応でお願いしますという考え方なら、直ちに問題があるとは言えないと思います。


 もっとも、一軒当たりの負担額が数千円以上となると、地域ごとの考え方にもよるのでしょうが、負担が大きいかとも思います。


[ 2014/5/29 掲載]

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住宅ねっと相談室カウンセラー 司法書士 石田 光廣

 『相続のたびに“まち”が壊されていく!』。これが長年のまちづくり研究で分かったことです。不動産や住宅は、経済資源ではありません。国家の重要なインフラです。秩序ある不動産の継承は、「まちづくり」の原点です。皆さんに正しい知識をもっていただいて、暮らしやすい社会を実現したいですね。こんな思いから司法書士になりました。


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