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住宅ねっと相談室 あらかると

マンション管理組合や自治会、近隣のトラブルなど、読者から寄せられた相談に建築士やFP、弁護士ら専門家が回答します(この連載は終了、新たな質問の受け付けも終了しました)

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QUESTION

迷惑な民泊に困っています

京都府 60歳代 自営業 男性

 京都市内で町内会の会長をしています。


 最近、町内の空き家だった数軒で民泊が始まりました。夜遅くや早朝にゴミの回収トラックが来たり、深夜2時、3時まで騒ぎ声がしたり、人や車の出入りが増えたりと、町内から苦情が増えています。静かな町が、急に騒がしくなってきた感じです。


 町内会として、どこに相談すればよいのか、どのようなルールを作れるのか教えてください。


ANSWER

行政の相談窓口

(住宅ねっと相談室カウンセラー 司法書士 石田 光廣)

 インバウンドの影響で、観光地とその周辺では、宿泊施設不足から一気に民泊施設が増えています。このことは、行政の空き家活用対策も相まって、ますます増える傾向にあります。


 もっとも、一概に「民泊」と言ってもいろいろです。(1)所有者または管理者が同じ建物かすぐ近くに常駐して管理の目が行き届くものから、(2)遠くに住む管理者が鍵だけ貸し出すものもあります。(3)旅館業法の許可をとっている者から(4)無許可で営業しているものもあります。問題が多いのは(2)と(4)です。


 まずは、行政の民泊に関する指導窓口に相談しましょう。京都市にもあります。そこで実情を伝え、所有者や管理者に注意・指導をしてもらうことができます。


 町内会や地域自治会で、民泊に関する協定をつくることも考えられます。これも行政が指導してくれるはずですので、相談してみてはどうでしょうか。


 空き家として放置されている物件が増え、危険家屋として地域に迷惑がかかるのも問題ですが、いたずらに無秩序な活用物件が増えるのも問題です。今回の問題を契機に、空き家増加問題とその活用方法をセットで、地域住民として考える機会にしてみてはいかがでしょうか。


[ 2016/9/29 掲載]

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住宅ねっと相談室カウンセラー 司法書士 石田 光廣

 『相続のたびに“まち”が壊されていく!』。これが長年のまちづくり研究で分かったことです。不動産や住宅は、経済資源ではありません。国家の重要なインフラです。秩序ある不動産の継承は、「まちづくり」の原点です。皆さんに正しい知識をもっていただいて、暮らしやすい社会を実現したいですね。こんな思いから司法書士になりました。


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