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住宅ねっと相談室 あらかると

相続や離婚などに伴う住宅関係の疑問・トラブルなど、読者から寄せられた相談に建築士やFP、弁護士ら専門家が回答します(この連載は終了、新たな質問の受け付けも終了しました)

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QUESTION

相続を機に実家を改築。必要な申請は

(神奈川県 50歳代 会社員 男性)

 親が亡くなり実家を相続することになりました。家が古いため、私が相続した後、取り壊して新しい家を新築する予定です。


 この場合、相続登記をしてからでないと建物は壊せないのでしょうか? 遺産分割で実家を私が相続することは決まっていますが、相続人は私のほかに妹が一人います。


ANSWER

土地は相続登記、建物は滅失登記

(住宅ねっと相談室カウンセラー 司法書士 石田 光廣)

 建物を取り壊した場合、権利の対象が無くなったことになりますので滅失登記という申請を1カ月以内にしなければなりません。滅失登記は、元の所有者または元の所有者の一般承継者(=相続や合併で権利を引き継いだ者)から申請できるとされています。


 ということは、相談者は、土地と建物の両方を相続登記したうえで、所有者として取り壊した後に滅失登記をすることもできますし、相続人の立場で建物を滅失登記し、土地だけを相続登記することもできます。おそらく費用的には、後者の方が少なく済むでしょう。


 もっとも、建物を滅失登記する場合、仮に抵当権が残っていれば抵当権者の承諾書が必要になったり、相続人が他にもいれば同意書を添付する場合があります。詳しくは、土地家屋調査士か法務局にお問い合わせください。


> 「住宅ねっと相談室」のサイトで質問してみる


[ 2015/5/21 掲載]

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住宅ねっと相談室カウンセラー 司法書士 石田 光廣

 『相続のたびに“まち”が壊されていく!』。これが長年のまちづくり研究で分かったことです。不動産や住宅は、経済資源ではありません。国家の重要なインフラです。秩序ある不動産の継承は、「まちづくり」の原点です。皆さんに正しい知識をもっていただいて、暮らしやすい社会を実現したいですね。こんな思いから司法書士になりました。


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