住宅ねっと相談室 あらかると
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落雪防止のための樋カバーの効果について
(北海道 40歳代 会社員 男性)
M型無落雪屋根の横樋(どい)に取り付けるダストカバーについてお伺いします。
先日、ホームセンターの店頭で横樋に取り付けるカバーを見つけました。縦樋にゴミが詰まって漏水してしまうトラブルの防止や、融雪効率の向上、凍結防止ヒーターの消費電力低減などをうたっています。
現在、我が家の屋根にはダストカバーらしきものは無く、非積雪期は横樋の全てと縦樋の口が丸見えです。このカバーの効果のほどについて、アドバイスいただけたら助かります。
素材選びも大切
(住宅ねっと相談室カウンセラー 一級建築士 清水 寛)
まず、ダストカバーがあった方が良いかどうかですが、落葉などの詰まり防止には、一定の効果があるようです。ホームセンターで販売されているものなら、自分でも取り付けが可能な商品だと思われます。ということは、落葉くずが堆積した時には自分で取り外してメンテナンスが出来るということでしょう。取り付けっぱなしではなく、1年に1回とか、環境に応じた間隔でのメンテナンスは必要です。
次に融雪効果についてですが、おそらくメーカーでは、一般的な屋根勾配がついた軒先に取り付けるという前提で効果をうたっているのではないでしょうか。カバーを取付けることで、軒樋の抵抗を受けることなく速やかに積もった雪が滑り落ちるということなのでしょう。
M型の無落雪屋根にどういう状態で軒樋が取り付けられているのかが不明ですが、先に述べた条件に当てはまるかご検討ください。
さらに材質についてですが、塩ビ製かステンレスかが問題となります。長持ちさせようと思うならステンレス製でしょうが、価格はこちらが高いはずです。
ある程度の期間働いてくれれば良いという考え方なら、コストが安いと思われる塩ビ製でもかまいませんが、塩ビは紫外線に長い期間さらされていると劣化して割れやすくなりなり、落雪効果も低減します。
以上をご検討のうえ、ご判断ください。
[ 2012/1/12 掲載]
住宅ねっと相談室カウンセラー 一級建築士 清水 寛

過去さまざまなジャンルの建築にかかわってきましたが、経験の数からは、やはり住宅の設計に一番時間を使ったことになります。住宅は個人的にも好きですし、ライフワークでもあります。ハウスシックにならない家づくりがモットーです。そして私の夢は、紙の上だけでなく本当に自分の手で家を建てることです。
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