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住宅ねっと相談室 あらかると

一戸建ての新築時や居住中の疑問・トラブルなど、読者から寄せられた相談に建築士やFP、弁護士ら専門家が回答します(この連載は終了、新たな質問の受け付けも終了しました)

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QUESTION

ピアノ置き場から異常音。対策が必要でしょうか

(北海道 60歳代 主婦)

 家を新築して10年が経過します。木造工法の平屋建てです。


 3年ほど前からピアノの設置場所(新築時に補強済み)近くの天井梁と壁面から「バキーン」という高い音が鳴り出し、今年は頻発しています。異音は朝方と夕方に多発しています。


 住宅メーカーに問い合わせても返答はありません。何か対策をとる必要はあるのでしょうか?


ANSWER

木の収縮音だと良いのですが

(住宅ねっと相談室カウンセラー 一級建築士 荒尾 博)

 木造の住宅では、無垢材や集成材など、いろいろな木が組み合わされて構成されています。その木の収縮などの差で「ビシッ!」とか「バキッ!」など、木が割れるような音が出ることがあります。


 また、木フローリングを施工する場合、隠し釘だけでなく、板裏面と根太の間に専用の接着剤(固まらず、粘着性によりクッションになる)を使うのですが、一般的な木工ボンドなどで接着したり接着量が足りなかったりすると、歩行や温度差が発生したときなどに接合面から音が出ることもあります。


 通常は新築後数年で発生し、だんだん収まってくる感じです。特に、暖房による室内と外気の温度差が大きい北海道では、起こりやすいかもしれません。


 ピアノを置くための補強として、特に木材を多く使っているのでしょう。もし、この収縮による音であれば問題は少ないとも思われます。しかし、仮にピアノの重さで、梁や根太などに不具合が生じていれば問題だと思います。


 まずは、ピアノを置いた床周辺でゴルフボールを転がしたり、力を込めて踵(かかと)から歩いたりしてたわみなどの変化がないか、じっくりと確認してみてください。あまりにも頻発するとか、音質が変わってきたとかであれば、大工さんや建築士などに見てもらった方がよいかもしれません。


[ 2014/6/5 掲載]

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住宅ねっと相談室カウンセラー 住まい創りのプロデューサー 荒尾 博

一級建築士、FP(ファイナンシャルプランナー)、インテリアプランナー、ビル管理士、横浜市木造住宅耐震診断士、神奈川県福祉のまちづくりバリアフリーアドバイザー、民間地震対策研究会主幹会員、地震防災と高齢社会住環境に興味あり。


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