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住宅ねっと相談室 あらかると

一戸建ての新築時や居住中の疑問・トラブルなど、読者から寄せられた相談に建築士やFP、弁護士ら専門家が回答します(この連載は終了、新たな質問の受け付けも終了しました)

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QUESTION

床暖房、設置すべきか否か

(愛知県 50歳代 主婦)

 両親が他界したあと空き家になっていた実家をリフォームして、私たち家族が住むことにしました。知り合いの大工さんに見積もりをしてもらっているのですが、どうしても予算をオーバーしてしまうのが床暖房です。


 1階のリビング14畳と台所に入れようと計画しています。ネットで床暖房の評判を調べているのですが、今年のような寒い年には効果が期待できなさそうにも思います。維持コストも含めて考えると断念せざるを得ないかと主人とも話しています。ぜひ専門家のご意見をお聞きしたいと思います。


ANSWER

断熱性能と合わせて考えましょう

(住宅ねっと相談室カウンセラー 一級建築士 荒尾 博)

 床暖房は輻射(放射)熱系なので気流を感じず、足下からあたたかく上下間の温度差を感じにくいのがメリットですが、ランニングコストがかかる、つまり省エネの点から問題になると思います。


 一方、対流系のヒートポンプエアコンは、ランニングコストの面でよく、省エネ機器と言われています。 それぞれの性能、ランニングコストなどはメーカーがカタログなどで示していると思いますので見ていただければ判ると思います。


 暖房効率に関して大切なことは、リフォームでの断熱施工部分です。新築で言えば、2020年改正省エネ基準が義務化され断熱施工が重要になってきています。リフォームでも断熱をしっかりすることは重要な要素なので、施工業者によく話を聞いてみてください。特に、床暖房の場合は熱が下へ逃げないように考慮する必要があります。


 断熱性能は、外壁や床天井の断熱化と開口部の断熱化などがかかわってきます。ここをしっかりすると室内の各場所の温度差は少なくなり、暖房を入れてからあたたまるまでの時間を減らすことになります。


 住宅の断熱性能により、機器の選択とコストパフォーマンスは大きく違ってきますので、施工者からリフォーム後の断熱性能がどの程度なのかよく聞いて断熱機器を選択してください。


[ 2014/3/20 掲載]

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住宅ねっと相談室カウンセラー 住まい創りのプロデューサー 荒尾 博

一級建築士、FP(ファイナンシャルプランナー)、インテリアプランナー、ビル管理士、横浜市木造住宅耐震診断士、神奈川県福祉のまちづくりバリアフリーアドバイザー、民間地震対策研究会主幹会員、地震防災と高齢社会住環境に興味あり。


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