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住宅ねっと相談室 あらかると

土地の購入時や居住中の疑問・トラブルなど、読者から寄せられた相談に建築士やFP、弁護士ら専門家が回答します(この連載は終了、新たな質問の受け付けも終了しました)

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QUESTION

境界標は見えない位置でも問題ないの?

(東京都 40歳代 公務員 男性)

 土地について不明なことがありますので、ご教授願います。 建築条件付土地を購入して、現在建物を建築中です。


 先日現場に行って分かったことですが、土地の境界標がない箇所がありました。そこは低い塀と目隠しで出来た境界なのですが、一部は壁の上にあるのですが、無い所もあります。営業担当者に聞いたら「壁の下にあります」と言います。見えない所に境界標を設置しても意味がないと思うのですが、問題ないのでしょうか?


ANSWER

地中にある場合もあります

(住宅ねっと相談室カウンセラー 宅地建物取引業 茂松 東律)

 隣地との境界標は、隣地との境界を確定し、土地所有者同士の地境によるトラブルを防ぐ大切な標識です。


 この標識は地表上で簡単に識別できる場合もありますが、地中や塀など工作物の下に埋もれた状態の場合もあります。建物の完成引渡し時までに、手渡した測量図に基づき、境界の位置確認と明示及び説明を売主から受けるようにしてください。


 逆に壁の上にある境界標は、壁を取り壊してしまえば一緒に無くなる恐れもありますので、写真などで現在の状況を測量図とともに残して置くと良いと思います。


 また、境界標の位置が壁などの工作物の中心にある場合、その工作物が隣家との共有であることも表しています。共有である場合、原則、設置費用は境界線の長さに比例して按分します。それらの資料は、工作物の建替えの際、お隣りとの話し合いにも役に立ちます。


[ 2011/7/14 掲載]

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住宅ねっと相談室カウンセラー 宅地建物取引業 茂松 東律

賃貸から売買まで不動産取引全般の仕事をしています。最近は競売物件の相談も増えてきました。さまざまな問題解決のヒントを一緒に考えていきましょう。


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