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住宅ねっと相談室 あらかると

土地の購入時や居住中の疑問・トラブルなど、読者から寄せられた相談に建築士やFP、弁護士ら専門家が回答します(この連載は終了、新たな質問の受け付けも終了しました)

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QUESTION

旗竿状の分譲地のアプローチ部分の共有関係について

(東京都 40歳代 公務員 男性)

 マイホームの建設用地として、ハウスメーカーの建築条件が付いている土地の購入を検討しています。その土地は、いわゆる旗竿状の形状で、間口が2.5メートル、アプローチ(旗竿部分)の奥行きが10メートルほど、左右対称の区画が隣接しているよくある分譲地です。


 購入の際、ハウスメーカーの営業から「この間口から1メートルの所は、隣りとの共有スペースだから、自動車や植栽などを含め、何も置かないでください」といわれました。このような土地の権利関係はどうなっているのでしょうか。共有スペースは、何かの法律による縛りで、所有権も共有になるのでしょうか。


 以上、よろしくお願い致します。


ANSWER

当事者間の協定として

(住宅ねっと相談室カウンセラー 宅地建物取引業 茂松 東律)

 旗竿状の敷地では、駐車スペースの利便性などを図るために、道路から一定の奥行きまでを共有利用スペースとして、敷地の一部を提供する場合があります。共有することにより、2.5メートル×2=5メートルの間口として使え、その奥に設ける駐車スペースから車を出し入れしやすくなります。


 通常、これは隣地の所有者との当事者協定によるもので、法律の要請ではありません。とはいえ、これはお互いの利便性向上のために結ぶ協定になりますので、お互いがきちんと守るべきでしょう。


 所有権的には、間口2.5メートルの境界線に沿って分筆のうえ所有権登記がされ、特に共有になるものではありません。


 売買契約書にも記載されていると思いますが、根拠や双方に対する拘束力、違反した場合のペナルティーなど具体的内容ついては、納得いくまで売主に確認してください。


[ 2011/10/13 掲載]

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住宅ねっと相談室カウンセラー 宅地建物取引業 茂松 東律

賃貸から売買まで不動産取引全般の仕事をしています。最近は競売物件の相談も増えてきました。さまざまな問題解決のヒントを一緒に考えていきましょう。


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