住宅ねっと相談室 あらかると
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斜面にある土地の地盤について
(千葉県 30歳代 会社員 女性)
千葉県の船橋市の山の手にある土地を購入し、家を建てる予定です。土地の購入後に、敷地の一部から、水が流れ出ていることが分かりました。その土地は、高台から谷地に向かって下る途中にある土地で、最近の大雨の影響で地下水が表出したのではないかと不動産業者からの説明がありました。
そこで、不動産業者との話し合いで、流れ出ている部分の地下700ミリのあたりに集水管を通したところ、水が流れ出ることは無くなりました。しかし、周辺はまだ湿っています。
この部分は、駐車場と庭にしようと思っている部分で、当面は良いとしても、長い目で見た場合、地盤が心配です。このような土地に家を建てることについてご教授願えますでしょうか。よろしくお願いします。
斜面の土地に家を建てる際の注意点
(住宅ねっと相談室カウンセラー 地盤コンサルタント 高安 正道)
相談者の土地は、おそらく下りきったところが谷地になっていると思われます。
一般的に斜面の地盤については、頂上、中腹、裾地のどこに位置するかによって地盤の良否は変わってきます。地盤は高台ほど乾いており良好で、下に行くほど湿りがあります。
また、同じ斜面でも、尾根筋と沢筋があり、沢筋は水を集めやすくなります。そのような場合の処置として、集水管を入れたのは有効だと思います。
斜面を造成する際は、擁壁を築造して盛土を施し、平坦な宅地とすることが多いのですが、地盤の良否および盛土の有無は、地盤調査をすれば分かります。その結果次第でどの程度の地盤補強工事が必要かどうかもはっきりします。したがって、先ずはスウェーデン方式と呼ばれる地盤調査を実行してください。
また、仮に敷地内に擁壁があるのであれば、その擁壁が堅固な地盤に載っているか、または杭などで支持されているかなど、擁壁自体の安全性も確認しておくことが重要です。
以上の点を踏まえ、住宅施工者に十分説明を受け、設計施工に取り掛かってください。
[ 2011/9/29 掲載]
住宅ねっと相談室カウンセラー 地盤コンサルタント 高安 正道

地盤は、土地の購入、住宅の建築に際し看過されがちな分野ですが、思いがけないリスク(軟弱地盤・洪水・湿気・地すべり・地震・汚染など)が潜んでいます。これまでのコンサルタント経験を生かし、分かりやすくエンドユーザーの皆様に解説します。住宅地盤品質協会会員。
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