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住宅ねっと相談室 あらかると

土地の購入時や居住中の疑問・トラブルなど、読者から寄せられた相談に建築士やFP、弁護士ら専門家が回答します(この連載は終了、新たな質問の受け付けも終了しました)

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QUESTION

崖の上の家、買っても大丈夫か

(東京都 50歳代 会社員 女性)

 市道に面した崖の上にある戸建て住宅を購入するかどうか迷っています。


 この崖は市が管理していて、落石を防止する法面処理が一部に施されています。反面、土砂災害警戒情報に準警戒地区として指定されています。


 大丈夫でしょうか? 市の管理だから安心と考えてよいのでしょうか?


ANSWER

まずは役所の聴き取りから

住宅ねっと相談室カウンセラー 地盤コンサルタント 高安 正道

 法面処理した部分の崖の安全性については役所が責任を持つことになると考えられますが、法面処理していない残りの崖については、住民の責任で安全性を確保しなければなりません。


 住宅を建てる場合、建築確認申請の際に自治体の建築指導課が「崖地条例」に抵触するかなどをチェックして、崖を保全する必要があるかどうか判断します。まずは、地元市役所の建築指導課を訪ね、どのような対策が必要であるかヒアリングすることをおすすめします。


 ひとくくりに準警戒地区といっても、「沢筋」であるか「尾根筋」であるか、堅固な地層が露出しているのか、軟質な表土が堅固な層の表土に堆積しているのかなどによって、危険度は一様ではありません。


 市が保証してくれるからいいのではなく、実際に崖崩れが起きない場所を自分の判断で選ぶべきです。そのためには、土地を購入する前に、地盤に詳しい専門家に相談し、できれば地盤調査を実施してから購入を検討するぐらいの慎重な行動をされることをおすすめします。


> 「住宅ねっと相談室」のサイトで質問してみる


[ 2015/5/7 掲載]

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住宅ねっと相談室カウンセラー 地盤コンサルタント 高安 正道

地盤は、土地の購入、住宅の建築に際し看過されがちな分野ですが、思いがけないリスク(軟弱地盤・洪水・湿気・地すべり・地震・汚染など)が潜んでいます。これまでのコンサルタント経験を生かし、分かりやすくエンドユーザーの皆様に解説します。住宅地盤品質協会会員。


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