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住宅ねっと相談室 あらかると

マンション購入時や居住中の疑問・トラブルなど、読者から寄せられた相談に建築士やFP、弁護士ら専門家が回答します(この連載は終了、新たな質問の受け付けも終了しました)

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QUESTION

マンションの近くに活断層の噂が

(神奈川県 30歳代 会社員 男性 )

 横浜市内で中古マンションの購入を検討しています。もともと山だった土地を削って建てられたようですが、近くに活断層が通っているという話も聞いたことがあります。


 マンションの場合、普通の住宅と違って、支持杭を固い地層まで打ち付けているようなので、活断層は特に気にしなくてよいでしょうか。また、本当に活断層が通っているか、確認する方法はあるのでしょうか。よろしくお願いします。


ANSWER

杭が折れる場合も

(住宅ねっと相談室カウンセラー 一級建築士 荒尾 博 )

 活断層は地震の際、そこを境に上下左右に動くということです。その動きは、マグニチュードの大きさにもよりますが、数センチから数メートルに達します。したがって、その真上に建物があれば、大きな被害が出る可能性があります。杭などについても、新潟地震では側方流動と言って地中の土が大きくずれることで杭が折られたり、阪神大震災では高速道路の橋脚が移動し、バスが落ちそうになった画像があったと思います。


 横須賀市などでは、活断層の上に建物を建てないなど決まりがある地域があるくらいです。 横浜市内でも、関東ローム層で活断層がわかりにくい地域もありますが、最近調査が進んでいます。横浜市や神奈川県の防災関連部署などに問い合わせてみると、手掛かりがつかめるかもしれません。



<参考サイト> =地盤コンサルタント・高安正道氏が選定
 活断層に関する情報は、以下のものがありますので、ご紹介します。インターネットで検索してください。


●横浜市と立川断層との関係に関する記載
横浜市

横浜市域活断層基礎調査結果報告
>リンクはこちら


●都市圏活断層図
国土地理院

「国土地理院のホームページ」→「地図・空中写真」→「主題図」→「都市圏活断層図を見る」→「地図のスキャン画像を見る」→「関東・中部・北陸」と追っていき、示された地図の当該の地域をクリックしてください。いきなり広い範囲の地図の一部が表示されるので、右上にある縮小された全体図を移動させ、目的地を探してください。これまでに確定出来た活断層についてはピンポイントで所在が判読できます。大きな書店で注文すると紙媒体の地図が購入できます。1枚1000円程度です。
>リンクはこちら


●地震・防災危険度マップ
国土交通省

活断層ではありませんが、震度被害、液状化などの地震関連の防災地図を作成している自治体のサイト(作成していない地域は含まない)にアクセスできる入口となるサイトです。
「国土交通省ハザードマップポータルサイト」→右下の「地震・防災危険度マップを見る」
>リンクはこちら


●地震のゆれやすさ全国マップ
内閣府

地震による揺れやすさを都道府県単位で表示したマップです。揺れやすい地域のマンションでは、免振装置がない場合に、高層階ほど揺れが大きくなり、家具などは壁に固定する方が安全です。
「地震のゆれやすさ全国マップ‐内閣府防災情報のページ」→下方の一覧から「神奈川県」を選択。
>リンクはこちら


[ 2013/2/28 掲載]

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住宅ねっと相談室カウンセラー 住まい創りのプロデューサー 荒尾 博

一級建築士、FP(ファイナンシャルプランナー)、インテリアプランナー、ビル管理士、横浜市木造住宅耐震診断士、神奈川県福祉のまちづくりバリアフリーアドバイザー、民間地震対策研究会主幹会員、地震防災と高齢社会住環境に興味あり。


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