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住宅ねっと相談室 あらかると

賃貸住宅の入居・退去時や居住中の疑問・トラブルなど、読者から寄せられた相談に建築士やFP、弁護士ら専門家が回答します(この連載は終了、新たな質問の受け付けも終了しました)

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QUESTION

賃貸マンションの家賃を減額してもらえるでしょうか?

(福島県 20歳代 会社員 女性)

 2年更新で契約している、賃貸のワンルームマンションですが、更新時には火災保険の金額と、初めの契約時の賃料のまま支払い続け10年がたちました。


 最近、ネットで同じ間取り、同じ階の物件を見たところ、1万5000円も家賃が下がっていました。驚いて仲介業者に問い合わせたところ、10日過ぎても返事がなく、こちらから連絡しましたら、5000円は下げると言ってきました。もう少しお願いしたいと申し出たら、今度はすごんできて、「これ以上は応じない。出て行ってもいいぞ!」という返事です。怖くて話もできず困っています。どうしたらいいのでしょうか。


ANSWER

出て行くぞ!という覚悟で

(住宅ねっと相談室カウンセラー NPO役員 石田 光曠)

 家賃については、全室同じでなければいけないということはなく、それぞれの住戸ごとの建物賃貸借契約に基づき決まります。したがって、経済状況や空き状況、契約時点の築年数の相異などにより、各住戸で家賃が異なることがあります。このこと自体、違法性はありません。このような場合、家賃の減額請求の理由の一つにはなりますが、同じにしなければ不公平であるということには直接つながりません。


 今回、期間途中での減額要求に対し、5000円減額してくれたということは、一つの成果であり、それ以上要求する場合は、「出て行くぞ!」という意思表示をしてみてください。もし、入居者募集に苦労する状態であれば、応じてくれる可能性はありますし、そうでなければ、新たに礼金の入る新規入居者を選択するかもしれません。


 次回の更新時に再度相場を調べ、交渉してみてください。その際も「出て行くぞ!」という意気込みが相手を本気にさせるでしょう。


[ 2009/1/29 掲載]

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住宅ねっと相談室カウンセラー 司法書士 石田 光廣

 『相続のたびに“まち”が壊されていく!』。これが長年のまちづくり研究で分かったことです。不動産や住宅は、経済資源ではありません。国家の重要なインフラです。秩序ある不動産の継承は、「まちづくり」の原点です。皆さんに正しい知識をもっていただいて、暮らしやすい社会を実現したいですね。こんな思いから司法書士になりました。


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