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住宅ねっと相談室 あらかると

住宅に関係する税金やローンの疑問・トラブルなど、読者から寄せられた相談に建築士やFP、弁護士ら専門家が回答します(この連載は終了、新たな質問の受け付けも終了しました)

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QUESTION

不動産の相続税、課税価格は何をもとに計算するの?

東京都 50歳代 会社員 男性

 今年春に父が他界しまして、遺産分割をしなければなりません。不動産資産として土地と建物があるのですが、これらの相続税の課税価格は、何をもとに算出するのでしょうか。役所から毎年送ってくる固定資産税評価額でしょうか。それとも実勢価格でしょうか。もし実勢価格だった場合は、どのように調べればよいのでしょうか?


ANSWER

土地と建物では異なります

(住宅ねっと相談室カウンセラー 司法書士 石田 光廣)

 誰もが経験する相続ですが、特に初めての時は分らないことだらけで大変だと思います。2015年1月1日以降は、相続税の非課税枠の減額が予定されていますので、ますます心配する方も増えています。相続に関する手続きは、税金面に限らず、正確な知識を入手して、冷静に対処していただきたいと思います。


 さて、ご質問の件ですが、最終的には亡くなったお父さんのお住まいを管轄とする税務署に確認していただくことを前提として申しますと、土地の場合は、路線価または倍率方式、家屋は固定資産税評価額をもとに算出します。


 路線価は、インターネットでも簡単に調べられます。該当不動産が接している道路の路線価に地積を乗じてください。一方、倍率方式とは、固定資産税評価額に国務局長が地域ごとに定める一定倍率を乗じた額です。どちらを採用するかは、該当地域の所轄税務署に確認してください。いずれも相続発生当時のものを基準にすることをお忘れなく。


[ 2013/9/5 掲載]

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住宅ねっと相談室カウンセラー 司法書士 石田 光廣

 『相続のたびに“まち”が壊されていく!』。これが長年のまちづくり研究で分かったことです。不動産や住宅は、経済資源ではありません。国家の重要なインフラです。秩序ある不動産の継承は、「まちづくり」の原点です。皆さんに正しい知識をもっていただいて、暮らしやすい社会を実現したいですね。こんな思いから司法書士になりました。


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