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住宅ねっと相談室 あらかると

住宅に関係する税金やローンの疑問・トラブルなど、読者から寄せられた相談に建築士やFP、弁護士ら専門家が回答します(この連載は終了、新たな質問の受け付けも終了しました)

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QUESTION

相続した親の家の売却と確定申告について

愛知県 60歳代 無職 男性

 亡くなった父から相続した一戸建て(土地と建物)を売却することにしました。父が1990(平成2)年に購入したときの価格は約5000万円だったのに対し、私が売却するときには2000万円程度まで下がってしまいました。


 仲介業者から「購入当時の契約書や領収書があれば譲渡所得税を取られない」という話を聞き、契約書や領収書を探したのですが、見当たりません。このような場合、どうすれば良いでしょうか。年金生活なので売却した翌年の税金や保険が心配です。


 また、確定申告の時期は、契約した日を基準に決めるのでしょうか。売却した家の代金を全額受け取った日を基準にするのでしょうか。


ANSWER

買った金額に関する資料

(住宅ねっと相談室カウンセラー 税理士 松下 明夫)

 不動産の売却益は、譲渡所得として、売却代金から取得費(その不動産を買った価格)と譲渡費用(仲介料等)を控除して計算します。5000万円で買って2000万円で売却したのならマイナスとなり、税金はかかりません。


 ただ、それを証明しなければなりません。何か資料は残ってないでしょうか?


 契約書や領収書がなくても、もし新築で購入した場合は販売した業者にパンフレットが残っているかもしれません。中古で買った場合も、チラシなどが資料となりえます。可能な限り資料を集めて、そのうえで税務署と相談してみてください。努力の跡を示せば、取得費に対して税務署は、比較的柔軟な対応をしてくれると思います。


 確定確定申告の時期ですが、契約日、引渡し日(残代金をもらった日)どちらでも選択できます。つまり、今年中に契約を済ませれば、今年度の確定申告に間に合います。


[ 2013/12/19 掲載]

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住宅ねっと相談室カウンセラー 税理士 松下 明夫

住宅を考えることによって、生きるということやコミュニティーを考えていきたいと思います。


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