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首都圏のマンション賃料下落 7月、12カ月連続

 不動産情報大手のアットホーム(東京・大田)によると、7月の首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)のマンション平均賃料(入居者募集時)は前年同月と比べて1.6%下がり、9万3800円だった。前年同月比で下落するのは12カ月連続。


 面積が小さく賃料が安い独身者向けの物件が市場に多く出回り、全体の単価が下がった。「企業業績が上向いた影響が(若年層が多い)独身者にも及び、費用面から転居を断念していた人に動きが出ている」(アットホームの岩田紀子シニアリサーチャー)


 ただ、賃貸物件は供給過剰感が強い。全体的に需要は弱く、7月の首都圏のマンション成約件数は前年同月比で2.3%減った。首都圏の1平方メートルあたりの賃料も前年同月比で下げが続いている。


 消費者がマンションの立地を選別する目は厳しくなっている。千葉県では7月の1戸あたりの賃料は前年同月比3.6%下がった。都県別では首都圏で最も下げ幅が大きかった。東京23区は同0.6%値下がりした。


 今後、国内では人口増が見込めず、住宅需要が鈍い状態が続く。マンションの賃料は下落傾向が定着するとの見方が強い。


[関連リンク] アットホーム「市場動向」


[2015/8/26 日本経済新聞 電子版]

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