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環境にやさしいガーデニング コンパニオンプランツで暮らしを彩る コンパニオンプランツとは?
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環境にやさしいガーデニング コンパニオンプランツで暮らしを彩る

第12回
ホリデー・シーズンを楽しむ寄せ植え

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 耳を疑うようなニュースに明け暮れた2005年も残り少なくなりました。この連載も今回が最後です。コンパニオンプランツは、ガーデニングの特効薬にはなりませんが、コンパニオンプランティングによって、環境全体のつながりが見えてきます。

 「足音が最良の肥やし」という言葉がありますが、ガーデニングの極意は、日々愛情を持って植物を見守り続けることに尽きるのではないでしょうか。

 最終回は、クリスマスと新年を迎える楽しいホリデー・シーズンを彩る、いろいろな寄せ植えをご紹介しましょう。

肉料理用と魚料理用のハーブの寄せ植え


丸型ポットは肉料理用ハーブの寄せ植え、角型ポットは魚料理用ハーブの寄せ植え
 12月はクリスマスに忘年会、何かと集まりや訪問客の多い月です。ホームパーティーを開いてお客様を迎えるとき、肉料理用のハーブの寄せ植えや魚料理用のハーブの寄せ植えをサイドテーブルに飾ってみてはいかがでしょうか。ハーブ料理を楽しみながら、きっと話がはずむことでしょう。

 室内に鉢植えを飾るときは、鉢の材質やデザインにもこだわりたいものです。今回はハーブにふさわしく、オリーブのレリーフで飾られたトスカーナ地方のテラコッタ製ポットを選び、肉料理用、魚料理用それぞれのハーブを分けて植えました。

 肉料理用には、ローズマリー、セージ、スイートマジョラム、チャイブ、パセリの5種を組み合わせました。ローズマリーはほろ苦さと強い芳香が肉料理と相性がよく、セージは加熱すると生葉の苦みや渋みが甘みに変化して肉料理がおいしくなります。スイートマジョラムはオレガノの近縁種で、ドイツでは「ソーセージのハーブ」と呼ばれています。さわやかな香りは魚、野菜、卵料理にも合います。

 チャイブは細かく刻んで肉や魚料理の臭みを除き、香味と鮮やかなグリーンをプラスしてくれます。パセリはビタミンも豊富で、タイムやセロリと束ねてブーケガルニ(スープや煮込み料理に使う、香草や香味野菜の束)としても、肉料理の後の口中をさわやかにする効果でも知られ、飾るだけでなくもっと多用したいハーブです。

 魚料理用には、フェンネル、タイム、オレガノ、バジル、ミントの5種を組み合わせました。フェンネルは「魚のハーブ」と呼ばれるほど魚と相性がよく、独特の香りが魚の臭みを取り、風味を増すので、特にブイヤベースには欠かせません。タイムはピリッとした香りとほのかな苦味が魚料理だけでなく、肉・野菜・卵料理にもよく合います。

 オレガノは香りが強いので魚介類や肉料理の臭み消しに活躍し、イタリア料理、特にピザにはつきものです。ミントは主に肉料理に使いますが、焼いた白身魚に添えるミント風味のソースはお薦めです。バジルはトマトのコンパニオンプランツであると同時に、トマト料理のベストパートナーです。甘い香りが魚だけでなく、肉にもよく合います。

クリスマスの季節は、外壁にも紅白のポインセチアとアイビーの寄せ植えを飾って

栽培のヒント
料理別のハーブの寄せ植え
え付け:
ローズマリー、セージ、スイートマジョラム、チャイブ、パセリ、フェンネル、タイム、オレガノ、バジル、ミントのいずれも春か秋にタネまき、あるいは、苗が手に入ったときに
穫:
生葉の収穫は、いずれも随時。スイートマジョラム、オレガノ、タイムなどの乾燥葉を作る場合は、最も香りが高くなる花の咲き始めに枝を切り取り、陰干しで乾燥させて保存する
   
て方
スイートマジョラム、オレガノ、タイム、ミント類は、旺盛な繁殖力でほかの植物を消すこともあるので、寄せ植えする場合はプラスチック製の下敷きなどを利用して、仕切りをするとよい。大きい鉢で栽培する場合は、小さい鉢を埋め込んで住み分けを
   
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