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快適リノベLIFE

老朽化した建物・設備を修繕するリフォームと異なり、リノベーション(リノベ)は自分たちのライフスタイルに合わせて、中古住宅に新たな価値を与える積極的な行為です。スクラップ&ビルドの時代が終わり、中古住宅活用が注目される昨今、リノベーションで納得のわが家を実現した方を紹介します。

004 自然エネルギーを上手に活用。
築30年の家が「省エネハウス」に大変身!

東京都 Mさん  築32年型枠コンクリートブロック造

増築部分の2階に設けたリビングダイニング。住宅密集地なので大きな窓は設けられなかったが、適所に高窓や地窓を配して、隣家からの視線を避けながら、光や風を室内に取り入れている。「窓は大きさより位置が大切ですね。この部屋に入ると、まず正面(東側)の窓から緑が目に飛び込み、ソファに座ると高窓から空が見え、都会でも自然を身近に感じます」と奥さま(クリックすると拡大します)

外観
シンプルながら味わいが感じられるコンクリートブロック造の外壁。壁工法なので窓は小さい(クリックすると拡大します)

リノベ部分の外壁は表面をクリーニングした程度で、既存の風合いを生かした。南側の増設部分は塔のようなデザインに。外壁はコンクリートにマッチする黒のガルバリウム鋼板。ここの屋根で太陽熱を集め、室内の暖房に生かしている(クリックすると拡大します)


お父さまが建てたコンクリート造を生かしたかった

 郊外の賃貸マンションに暮らしていたMさんは5年前、上のお子さんの小学校進学を機に、ご主人の実家に二世帯同居することに。その際、Mさん一家が住む子世帯部分のみリノベーションしました。

 場所は利便性抜群の都心ながら、下町の風情も漂う粋なエリア。「もともとここは祖父一家が住んでいたところ。父もここで育ちました。僕が高校生のとき――そのころは祖母がひとりで暮らしていました――父が、今僕たちが住んでいる部分を建て替え。ここに両親と僕、妹が引っ越してきました。祖母は隣りの母屋に住み、前世代の二世帯同居生活が始まりました」と話すご主人は建築関係の仕事に就いていますが、お父さまも建築士で、建て替えの設計はお父さま自身が行い、コンクリートブロック造の家をつくりました。

 当時は大型のポンプ車を使わなくても、つまり住宅が密集しているところでもコンクリート造の家がつくれる工法が開発されたころ。お父さまもご主人もこの工法で建てたコンクリート造の家が自慢だった、と言います。そして今回、建て替えではなくリノベーションを躊躇(ちゅうちょ)なく選んだのもこの造りだったことが大きな要因でした。

 「築30年近くたっていましたから、木造だったら悩んだかもしれませんね。でも型枠コンクリートブロック造はRC造と同様の耐久性があるので躯体は大丈夫。だから生かしたい、と思いました。それにコンクリートを壊すには大きな重機が必要で、騒音もひどい。住宅地では近所迷惑になります」(ご主人)。年月を経て味わいが出てきた外壁の風合いが好きだったし、環境のためにも、なるべく大きな廃棄物を出したくない、というものリノベ選択の一因でした。

 一方、母屋はお祖母さまが亡くなった後、お父さまが建て替え。現在はここにご両親が住んでいます。

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