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快適リノベLIFE

老朽化した建物・設備を修繕するリフォームと異なり、リノベーション(リノベ)は自分たちのライフスタイルに合わせて、中古住宅に新たな価値を与える積極的な行為です。スクラップ&ビルドの時代が終わり、中古住宅活用が注目される昨今、リノベーションで納得のわが家を実現した方を紹介します。

006 ありふれた建売住宅がこんなに進化!
増設したテラスから光と風が注ぎます

神奈川県 Sさん  築12年木造枠組壁工法一戸建て

既存のLDKに2つのテラス、キッチン部分を増築。グッと開放的になったLDKはテラスで外部からプライバシーが守られながら、気持ちいい光と風が通る極上の空間に変身した。天井と壁はEP塗装仕上げ。床は古材の風合いが漂うラスティックパイン。ご主人のご両親の時代から使っているアンティークのテーブルとYチェアがモダンな空間に温かみを与えている(クリックすると拡大します)

外観
北側から見た外観。パステルカラーにレンガをあしらった外壁、出窓などファンシーな感じはSさんの好みではなかった(クリックすると拡大します)

既存部分は屋根も壁も樋も白いアクリルシリコンペイントで塗装してニュートラルに。増築部分は黒いガリバリウム鋼板の一文字葺き仕上げ。白い既存部分と黒い増築部分をからみ合うように組み合わせ、個性的な佇まいは目をひく(クリックすると拡大します)

LDK
広さは約8畳。一面に木製のキッチンが配されたLDK。階段ホールとはドアで仕切られ、インテリアもごくありふれたものだった(クリックすると拡大します)

ダイニングからリビング方向を見たところ。以前は階段の手前に出入り口があったが、ドアの位置を変えて、階段をLDKに取り込んだ。額縁のように切り取られた壁の向こうの階段が絵のよう。手前のテラスからはさんさんとした光がさし込む(クリックすると拡大します)

今回のリノベのきっかけのひとつになったグランドピアノがリビングの主役。長女はドビユッシーも弾く腕前。ピアノの奥の窓の向こうに第2のテラスがある(クリックすると拡大します)

7年かけて見つけた納得の土地は中古住宅付き

 結婚後もご主人が育ったマンションにお住いだったSさんが、一戸建てマイホームを考え始めたのは1999年。下のお嬢さんが誕生したころでした。もともと建築やデザイン、アート関連に興味があり、住宅雑誌などもよく読んでいたSさんは、更地を購入して、建築家の設計でかっこいい家を建てるつもりで、土地探しをスタートしました。

 立地でSさんが徹底的にこだわったのは「眺望」と「環境」。「建て込んだ住宅地で、隣の家の背中を見て暮らすのは嫌だったんです。周辺に海や公園があって、窓からは緑や水が見える、それが絶対条件でした」とご主人。「でも公園に隣接していると、セキュリティー面で危険なことがあります。だから、たとえば、道一本隔てて緑豊かな公園がある……というような土地が理想でした」。こだわりに妥協せず探し歩き、足を運んだ土地は横浜から湘南まで100カ所以上に及びました。

 そして土地を探し始めて7年目の2006年。正月早々、お嬢さんたちが習っているピアノの先生からグランドピアノを譲り受けることに。「アップライトピアノとは音の響きが格段に違い、とてもマンションでは弾けない。それで、今年こそ絶対に家を建てるぞ! と決心したんです」とご主人は笑います。「それに、土地を探している間に子供たちがどんどん成長して、早く家を建てないと、その家で子供たちと楽しむ時間が少なくなってしまう、という懸念も背中を押しました」(ご主人)

 決心はしたけれど、なかなか想い描く土地との出会いがなく、「今年ももう半分が終わってしまう」と思っていたころ、不動産会社から、横浜の新興住宅地で公園が近くにある土地がある、と紹介されます。でも現地に行ってみると、公園に隣接した土地。がっかりしていると「中古住宅付きだが、道をはさんだ向かいが公園になっている別の物件を紹介され、とりあえず行ってみました」(ご主人)。建物はごくありふれた建売住宅で、奥さまは「ここに住むの!」とがく然としたそうですが、ご主人は「公園は緑豊かで、眺望がすばらしい! 建物はリノベーションすれば、きっと何とかなる」とこの物件に心が動いていました。

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