TOPLiving Style快適リノベLIFE

快適リノベLIFE

老朽化した建物・設備を修繕するリフォームと異なり、リノベーション(リノベ)は自分たちのライフスタイルに合わせて、中古住宅に新たな価値を与える積極的な行為です。スクラップ&ビルドの時代が終わり、中古住宅活用が注目される昨今、リノベーションで納得のわが家を実現した方を紹介します。

009 リノベーションのきっかけはお母さまの病気。
1階は介護がしやすい、バリアフリーの住まいに

東京都 Kさん 築14年木造一戸建て

2階の南側、日がさんさんと入る一番いいところを子世帯のLDKに。リビングの上はロフトだったが、手前半分を壊して吹き抜けにし、開放感を出した。奥のロフトへ上る階段は、わざと見せるように意匠し、この部屋のアクセント兼キッチンとのゾーニングの役を果たしている(クリックすると拡大します)

2F リビング
8畳の和室に板の間が付いた部屋は元ご主人のお姉さまの部屋。天井は普通の高さでその上がロフトになっていた(クリックすると拡大します)

8畳強の和室と3畳の元納戸をつなげて、リビングに。15畳くらいだが、吹き抜けにしたので、空間にボリュームが出て、実際より広く感じる。正面の2つの窓は今回のリフォームで開けたもの。南側の掃き出し窓はペアガラスに変えたので、静かで暖かい部屋になった。リビングにはシアター用のスピーカー配線が埋蔵され、スクリーンをつければ、ご主人念願のホームシアターになる。将来は仕切って子供部屋にすることも考えている(クリックすると拡大します)

二世帯住宅も実現させる

「以前はこの近くの母の実家に住んでいたのですが、14年前、区画整理でとられ、区からあてがわれた土地に建てたのがこの家なんです」と、話すご主人。まだ、14年しか経っていない家をリノベーションすることになったのは、お母さまの病気がきっかけでした。

「2年前に結婚して、この家で新婚生活と両親との同居生活がスタートしましたが、3カ月後に転勤になったんです。それで家を出たのですが、10カ月後に母の病気がわかり、会社に事情を話して、介護のために戻ってきました」(ご主人)。東京に帰ってきて、ご主人がまず、やらなくてはならないことが、段差のない家へのリフォーム。「母は徐々に歩けなくなっていくことがわかっていたので必須でした。それで、すぐに新宿のOZONE(オゾン)を訪ねたんです」(ご主人)

2F キッチン
【写真上】6畳の洋室は、ご主人の部屋だった(クリックすると拡大します)

窓に向って開放的につくられたオープンキッチンは造作で実現。料理好きの奥さまが「将来、子供と一緒に調理したい」とのことから、複数人でも調理できる広いキッチンになった。カウンター下の収納は引き出し式で、大容量のうえ、出し入れも楽。ガスコンロはリンナイ製。食器洗い乾燥機はパナソニック製、換気扇はアリアフィーナ製をセレクト(クリックすると拡大します)

 OZONEとは正式には「リビングデザインセンターOZONE」といい、住まいやインテリアについての総合的な情報センターのこと。建築家や工務店を紹介したり、住まいづくりに役立つセミナーを開いたりして家づくりのサポートもしています。「はじめは工務店でリフォームしようと思って、ある工務店のセミナーに出て、話し合いもしたのですが、こちらの意図をわかってもらえず、これではうまくいかないだろうとあきらめました」(ご主人)。そこで再度、OZONEのスタッフに相談したら、Kさんのようなケースは建築家に頼んだ方がいいのでは、とアドバイスされ、自らも長年ご両親の介護の経験がある小俣忠義さんを紹介してくれた、といいます。

 小俣さんに最初に会ったのが、昨年の11月。「誠実に対応してくれそうな建築家」との印象を持ち、お願いすることにしました。今回のリノベーションの一番の目的はお母さまのためにバリアフリーで介護しやすい住まいにすることでしたが、ご両親とご主人夫妻がほどよい距離感で暮らせる二世帯住宅も同時に実現させることになりました。

関東販売前おすすめ物件特集

関西販売前おすすめ物件特集

おすすめ情報(PR)