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快適リノベLIFE

老朽化した建物・設備を修繕するリフォームと異なり、リノベーション(リノベ)は自分たちのライフスタイルに合わせて、中古住宅に新たな価値を与える積極的な行為です。スクラップ&ビルドの時代が終わり、中古住宅活用が注目される昨今、リノベーションで納得のわが家を実現した方を紹介します。

009 動線と収納の改善ですっきりと片付いたLDK、
1階だけで生活できる快適なシニアの住まいに

東京都 Nさん 築17年一戸建て

既存の間取りはそのままに、内装替えとオーダーキッチンの新設、収納家具の取り付けで、すっきりと明るくなったダイニングキッチン。壁と天井は珪藻土の左官仕上げ。少しピンクがかった色にしたら、温かみも感じられる。床はナラの無垢材。収納家具の扉材はナラのつき板を使用。対面キッチンは吊り戸棚を付けないオープンタイプにしたので、部屋に奥行きと開放感がでた。キッチンの立ち上がり壁は、テーブルに座って、作業の手元が見えない115センチメートルに(クリックすると拡大します)

ダイニング
板壁だったダイニング。壁面には食器棚のほか、整理引き出しなどが積まれ、ゴチャついていた。キッチンの前に置かれた小テーブルの上も物置になっていた(クリックすると拡大します)

窓はペアガラスにし、温水式の床暖房も施し、快適になったダイニング。造作した収納家具は高さ90センチメートルに抑え、その上の壁をディスプレイスペースに。骨董好きのご夫婦がお気に入りの屏風を飾ったら、お部屋が生き生きとした。右奥は奥さまの書斎コーナー(クリックすると拡大します)

キッチンカウンター下の収納。棚板をたくさんつけて収納量をアップ。小皿や箸、カトラリー類、湯のみ茶碗などはダイニングテーブルに近いところにしまった方が便利(クリックすると拡大します)

奥のモノも取り出しやすく、使い勝手のいい奥行き42センチメートルの造作棚。ダイニングで使うファブリック類や骨董の食器、お菓子類、お酒類などの指定席に(クリックすると拡大します)

奥さまが家計簿を付けたり、伝票を整理したり、手紙を書いたりするコーナー。「このコーナーのおかげで、ダイニングテーブルの上はいつもすっきり片付くようになりました」と奥さま。書類をしまっておく引き出しも付けた(クリックすると拡大します)

リノベのきっかけは冷凍庫

 2001年から2年間、アメリカのピッツバークで駐在生活。「アメリカの家が広くて、あまりに快適だったので、日本のわが家に帰ってきたら、とても狭く感じて住み続ける気にならなかったんです」というNさん。少しでも広い家に住みたくて、築7年の中古住宅を購入しました。ここに住んで、今年で10年。お子さん2人は独立されました。

「そんなに住まいに執着がなかった」(奥さま)というNさんにリノベーションするきっかけをつくったのは、今年の冬にネットで購入した冷凍庫でした。「届いたら、思ったより大きくてびっくり。キッチンに置くと、通路が狭くなって、横を向いてすり抜けるのがやっと、という状態になってしまいました」それで、友人を介して知り合いだった建築家の水越美枝子さんに「何とかならないかしら?」とSOSを送ったのです。

「ですから、はじめはキッチンだけを直すつもりでした。でもキッチンとダイニングが続いているのに、途中で床の色が変わったらヘンでしょ?」(奥さま)。「だったら、ダイニングまでリフォームしようか」「でもそうしたら、リビングとダイニングがアンバランスになるのでは……」などと話し合っているとき、水越さんから、思わぬ提案がありました。

 Nさん宅はリビングの隣りに和室がありました。でも増え続けるモノの収納場所になっているだけで、有効に使われていませんでした。水越さんはこの和室を60代ご夫婦の寝室に、と提案したのです。「お子さんが独立されたシニアご夫妻の生活空間は限られてきます。LDK、寝室、水回り(トイレ・浴室・洗面所)。この3つを同じフロアにまとめると、とても生活動線が楽で、快適です。Nさんはまだ階段の上り下りに困る年齢ではありませんが、今回はチャンスだと思うのです。今後の生活にそなえて、1階ですべての生活行動が完結する住まいにリノベーションしてはどうでしょう」(水越さん)

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