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老朽化した建物・設備を修繕するリフォームと異なり、リノベーション(リノベ)は自分たちのライフスタイルに合わせて、中古住宅に新たな価値を与える積極的な行為です。スクラップ&ビルドの時代が終わり、中古住宅活用が注目される昨今、リノベーションで納得のわが家を実現した方を紹介します。

035 築13年の一戸建てをデザイン性と
機能性を兼ね備えたハイグレードな住まいに

東京都 Aさん 築13年RC造+木造枠組壁工法

1階のリビングダイニングは天然石張りの壁がアクセントになったモダンインテリア。この石壁はフランク・ロイド・ライト建築の「落水荘(フォーリング・ウォーター)」からインスピレーションを得たもの。天井は25センチ高くし、シンプルなフラット仕上げに。床には新規で床暖房を敷設。床暖房対応フローリングはアフリカ産の「サペリ」という赤褐色の色合いの木を使用したもの(写真をクリックすると拡大します)

建て替えよりも環境にやさしいリノベを選択

 8歳と6歳、育ち盛りの男の子2人がいるAさん一家が、マンションから戸建てに移り住んだのは、子供たちにのびのびと育って欲しいという願いからでした。「5階建ての2階に住んでいたのですが、階下の住人に気をつかって、いつも子供たちに『静かに!』と注意しなければならなかったので……」とご主人。マンションのときも120平方メートルの広さがありましたが、男の子2人が成長しても狭苦しくなく、ゆったり過ごせるようにと、さらに広い住まいを求めていました。家探し期間は約1年間。転校しなくてもいいように、同じ学区内で戸建てを探し、交通の便や樹木の多い環境、広さなどの条件を比較検討し、当時築13年だったこの家を購入しました。

リビングダイニング
リビングの三角窓は腰高窓で、腰壁とソファが造り付けられていた(写真をクリックすると拡大します)
リビングダイニング

ダイニングからリビングを見たところ。三角コーナーの腰高窓を、床から立ち上がる窓にして開口部を拡大。横桟のあるサッシを使うことでシャープな印象を演出。ダイニングのペンダントライトは、イタリアの照明器具メーカー「フォスカリーニ」の「カボシュ」。女性デザイナー、パトリシア・ウルキオラのデザインで、シェードは透明度の高い大粒の樹脂の集合体(写真をクリックすると拡大します)

 家の購入を契約してからは、建築家やハウスメーカー、リノベーションの業者に相談し、新築に建て替えるか、リノベーションするかも含め、何ができるかを検討しました。もともと建築に興味のあったAさん夫妻。留学先のアメリカに住んでいたときは、フランク・ロイド・ライトの名建築「落水荘(フォーリング・ウォーター)」を訪ねたこともあります。『フォーリング・ウォーターに憧れているんです』と話したら、みなさんいろんな提案をしてくださり、楽しい経験になりました」(ご主人)

リノベか建て替えか、という点に関してはかなり迷った末にリノベを選択しました。「新築なら私たちが求める完全な間取りになるとは思いましたが、この家はまだ築13年。壊して大量のゴミを出すよりも、生かせるものは使ったほうが環境にいい。コスト的にも新築の半分程度。リノベでも工夫をすれば理想に近づける見通しがついたので、リノベーションに決めました」(Aさん夫妻)

 今回リノベーションを依頼したのは、設計から施工まで一貫して請け負うリフォーム会社「株式会社空間構成」(東京都港区)の横山千鶴子さんと河本勝也さん。奥さまは「マンション時代にも何度かリフォームをしましたが、最初のリフォーム業者は満足できる仕事ではなく、二度と頼むまいと思いました。その後、リノベ経験者の知人に「空間構成」を紹介してもらい、書斎や玄関のリフォームを依頼。そのていねいな仕事ぶりにとても満足しました。今回はマンションのときとは比べ物にならない大掛かりなリノベーションですが、いざどこに依頼するか決めるとなると「空間構成」が信頼できる、ということになりました」。ご主人は「以前のリフォームのとき、私たちの好みもお話しているので話が早い。こちらも横山さんと河本さんのこだわりや仕事の進め方を知っている。夫婦ともに仕事が忙しく、時間のないなかでリノベーションを進めるには、一度リフォームをお願いしている『空間構成』に依頼するのがベストだという結論になりました」

キッチン
キッチンのサイドに設置された食器乾燥棚は圧迫感があリ、天井もやや低い印象(写真をクリックすると拡大します)
キッチン

「そこにいて楽しい!と思えるキッチンにしたかった」と奥さま。正面の窓は新たに設けたもの。窓下の壁にはフローリング材を貼り、一体感を出している(写真をクリックすると拡大します)

キッチンとその後ろの収納棚は白、床と壁は木目で統一。ダイニングの石張りの壁と融合し、スタイリッシュな空間に(写真をクリックすると拡大します)

 

(左)奥にビルトインオーブン、手前上段が電子レンジ、下段がオーブントースターの置き場。上下の扉を開けっ放しで使っても通路で邪魔にならないよう、扉の開き方が配慮されている(写真をクリックすると拡大します)
(右)引き出しの中に鍋やボールがぶつかりあわないようにする「ハーフェレ社」製の仕切りを設置。支柱の位置は穴のあるところなら自由に調節できる(写真をクリックすると拡大します)

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