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快適リノベLIFE

老朽化した建物・設備を修繕するリフォームと異なり、リノベーション(リノベ)は自分たちのライフスタイルに合わせて、中古住宅に新たな価値を与える積極的な行為です。スクラップ&ビルドの時代が終わり、中古住宅活用が注目される昨今、リノベーションで納得のわが家を実現した方を紹介します。

036 築35年の和室を防音つき音楽室に
ローコストで実現

神奈川県 Tさん 築35年木造一戸建て

和室だった部屋を音楽が楽しめる防音室にした。奥さまがヴォーカル、ご主人が演奏し、この部屋で作曲、録音、音楽配信も行っている(写真をクリックすると拡大します)

ハーフDIYができる建築事務所をセレクト

 田園都市線の閑静な住宅地。築35年のTさん宅は、街並みに馴染んだしっとりとした佇まいですが、LDKに一歩入ると、珪藻土の白い塗り壁と白木の家具やキッチンが迎える北欧風の明るい空間が広がります。結婚後約2年間は、奥さまの実家でお父さまと3人暮らしをしていたTさん夫妻。お父さまの再婚を機に、実家を出ることとなり、かつて奥さまの祖父母が暮らしていた一戸建てに住むことになりました。築35年ということもあり引っ越す前に、自分たちのライフスタイルにあうようにリノベーションしました。

奥の和室
リビングダイニングの隣にあった6畳の和室。廊下から出入りできるようになっていた(写真をクリックすると拡大します)
音楽室

吸音効果のある有孔ボードを壁面に効果的に配置。廊下に面した開口部をつぶし、作曲や録音に必要な機器類をのせられるデスクを造作。構造上、撤去することのできない柱はギターのハンギングに利用(写真をクリックすると拡大します)

出入口
 
二重窓

(左)音楽室とリビングの間にある木製ドアの手前に、樹脂製ペアガラスのサッシを設置。LDKの音が音楽室に侵入しないための工夫だ。窓ガラスにシールを貼ったのは、飼っている文鳥が部屋の中を飛んでいる時、ガラスにぶつからないようにするため(写真をクリックすると拡大します)

(右)窓に樹脂製ペアガラスのインナーサッシを設置。既存の窓と新しく取り付けたインナーサッシの間に、十分な間隔をとり、空気層を設けることが防音効果を高めるポイント(写真をクリックすると拡大します)

玄関からLDKへ向かう廊下。以前、右側には和室への出入り口があったが、和室を音楽室にする際、出入り口をふさぎ板壁にした(写真をクリックすると拡大します)

 以前、リフォームを専門とする雑誌の編集部に勤めていた奥さまが、今回のリノベーションにあたって依頼したのが横田満康建築研究所(京都府京都市)でした。「たくさんのリフォーム事例を見てきたベテラン上司が「信頼できる」と推薦してくれたとともに、この会社が“ハーフDIY”をすすめてくれているのが大きな魅力でした」と奥さま。

 D.I.Y.とは「Do it yourself=自分でやろう」の略。横田氏が推奨する“ハーフDIY”とは、工事のなかで素人でもできる簡単な施工、例えばペンキを塗ったり、壁を塗ったりなどは、建築事務所のスタッフ指導のもと施主も参加して行いましょう、というもの。「自分で施工することで、基礎的な技術が身に付き、メンテナンスなどが自分でできるようになり、建物への愛着も増します。そして、あとは各職人さんに施工してもらいます。工務店などを通さないので、工事費の節減にもつながりますよ」(横田満康さん)

 今回のリノベーションは1階のLDKを快適に、その隣にある和室を音楽の演奏や録音ができる防音性能のある音楽室にすることが目的。しかし、本当は玄関や浴室などの水まわり、2階の和室も変えたかったというTさん夫妻。「DIYは今回初挑戦です。ハーフDIYを体験することで、今回リノベーションできなかったスペースも自分たちで手を入れたり、今後の暮らしに生かせると思いました」(ご主人)

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