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快適リノベLIFE

老朽化した建物・設備を修繕するリフォームと異なり、リノベーション(リノベ)は自分たちのライフスタイルに合わせて、中古住宅に新たな価値を与える積極的な行為です。スクラップ&ビルドの時代が終わり、中古住宅活用が注目される昨今、リノベーションで納得のわが家を実現した方を紹介します。

042 築35年の団地。60平米の空間は
個室を設けず、ワンルームに暮らす

東京都 Yさん 築35年鉄筋コンクリート造

玄関を入ってすぐの右手が寝室コーナー。木目のあるラーチ合板の壁で囲まれているのが子どもスペース、その奥がLDK。子どもスペースは壁を天井まで立ちあげず、上部をオープンに。丸窓もアクセント(写真をクリックすると拡大します)

 

ダイニングキッチン以外の居室はすべて和室だった。6畳の和室が2間続く間取り(写真をクリックすると拡大します)
ダイニングキッチン、和室などの撤去できる壁をすべて取り払いスケルトンにしたところ。トイレと浴室のある水まわりには構造壁があり、撤去することができなかった(写真をクリックすると拡大します)

ダイニングキッチンから玄関を見たところ。既存の梁の内側に間接照明を取り付け、天井を明るく照らしている(写真をクリックすると拡大します)

 

子どもスペース

オープンな空間に浮島のように設けた子どもスペースは遊び心いっぱい。子どもたちはここを「公園」と呼んで楽しんでいる。「壁に木目のある合板を使用したのは、アンティーク風の床材と合わせて、無機質なものより素材感のある素材の方がいいと判断したから」と、中谷さん(写真をクリックすると拡大します)

 

(左)壁の丸窓は、押すだけで開けたり閉めたりが自在。この窓から外をのぞいて、いつもお母さんの気配を感じることができるので、安心して遊べる(写真をクリックすると拡大します)
(右)秘密基地のような子ども部屋の内部。床が一段上がり、壁の丸窓と合わせた水玉模様のカーペットが敷かれている。壁際にはおもちゃや本を収納(写真をクリックすると拡大します)

 

 

 

団地探しとリノベを一緒に依頼できる会社を選択

 賃貸から持ち家へ。その手段として、リノベーションを前提に中古の集合住宅を探したというYさん一家。「新築もいくつか見たけど、間取りに気に入るものがありませんでした。それで中古物件を自分たちの好きなようにリノベーションしてマイホームをつくろうと決心したんです」(ご主人)

  そんななかで、大変だったのが物件探し。ご主人は「最初は、物件探しは不動産屋、リノベーションは建築家と別々で考えていたのですが、すぐにそれでは難しいことがわかりました。建築家は『物件探しは自分でしてね』というスタンス。でも、不動産屋で物件を見つけても、それが果たしてリノベーションに向いているのか素人なので判断できません。物件探しとリノベーションを一緒にやってくれるところでないと、うまくいかないと思いました」

  あらためてネットで検索し、見つけたのがEcoDeco(エコデコ、東京・渋谷)。物件探し、資金計画、リノベーションまでトータルでサポートしてくれ、特に団地を多く手掛けているのが特徴の会社でした。

 EcoDeco&と二人三脚探したエリアは東京都江東区に限定。以前住んでいたのが江東区の賃貸の公団住宅だったので、土地になじみがあったのが第一の理由。3カ月のほどの間に5、6軒見た後、購入を決めたのは築35年(リノベーション当時)の団地でした。駅から徒歩10分ほどで、近所にスーパーマーケットなどもあり、生活にとても便利そうな場所。ご主人の職場まで、自転車で30分というアクセスの良さも魅力でした。

「もともと新しい住宅に興味がありませんでしたし、団地は築年数がたっていても、構造がしっかりしていて建物自体のポテンシャルが高い。だからこだわっていたんです。ここは共有スペースの植え木がとてもきれいで、しっかり管理されてるな、という印象を受けました。郵便受けとかが雑然としていると躊躇(ちゅうちょ)してしまいますが、そういうこともまったくありませんでしたね。一般に団地は管理がゆきとどいているところが多いと思います」(ご主人)。棟ごとの間隔が広く、道路も整備されているのも団地ならでは、と感じたそうです。

 共有スペースの管理状況を重視する反面、居住スペースの現状はまったく気にしなかったというYさん。「内装は1973年の築当時からほとんど手を入れてないような感じで、かなりスゴイ状況になっていました。でも、もともとリノベーションを前提とした物件探しで、リノベーション後のイメージもご自身で明確に持っていらっしゃったので、現状は気になさらなかったですね」(EcoDeco代表の谷島香奈子さん)「きれいだと壊してしまうのがもったいない気がする。いっそボロボロの方が思いっきり変えられます」(ご主人)

  物件価格は約1800万円。リノベーション費用を含めて総予算約3000万円で、というYさんの希望にそってプロジェクトは進行。EcoDecoには自社のデザイナーのほかに、提携している外部の建築家に依頼することもできます。これまでの作品が気に入りnN-studio(東京・杉並)代表の中谷隆弘さんの設計をお願いしました。

玄関と寝室

玄関と寝室コーナーの間には、高さ180センチ程度の壁が1枚あるのみ。上部はオープンで扉も設けていない(写真をクリックすると拡大します)

玄関の壁面に埋め込まれたミラーはご主人の手づくり。ゴールドのアンティーク風フレームが個性的(写真をクリックすると拡大します)

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