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快適リノベLIFE

老朽化した建物・設備を修繕するリフォームと異なり、リノベーション(リノベ)は自分たちのライフスタイルに合わせて、中古住宅に新たな価値を与える積極的な行為です。スクラップ&ビルドの時代が終わり、中古住宅活用が注目される昨今、リノベーションで納得のわが家を実現した方を紹介します。

043 建て売り住宅がナチュラルハウスに。
珪藻土は壁も天井も自分達で塗りました

神奈川県 Sさん 築25年軽量鉄骨造

キッチンの間仕切りがなくなり、対面式にしたので、家族のコミュニケーションが自然にとれるようになった。階段をリビングの中に設けたのもこだわりのひとつ。節目のある無垢パイン材の床、ドアやキッチンの扉も同じくパイン材にし、ナチュラルな北欧インテリアに(写真をクリックすると拡大します)

テレビ番組をきっかけに家づくりが本気モードに

 「いずれは自分の家を持ちたい。そんな思いはあったけど本気で探してはいなかったですね」。ご主人がこう語るSさん家族が暮らす地域は、東京都心にも横浜にもアクセスがよく、住環境の整ったエリア。「建て売りでは自分の気に入った物件になかなか出会えないし、自由設計でとなると予算的に厳しい状態でした。」(ご主人)

以前は床や建具は焦げ茶色、壁はクロス張りだった。階段は玄関ホールに設置され、リビングと離れていた
LDK

キッチンのシンクの前に立つとリビングダイニング、さらに庭まで見渡せて気持ちがいい(写真をクリックすると拡大します)

(左)壁に珪藻土を塗る前。壁の下地(コンパネ)の継ぎ目をテープやパテで埋めるSさん夫妻。手順を職人さんに習いトライ!(写真をクリックすると拡大します)
(右)窓枠など木部にニスを塗る奥さま。「できることはなんでもやってみる」と積極的に作業に参加した(写真をクリックすると拡大します)

  そんなSさんが、本気で家づくりを具体的に考えたのはテレビ番組「ガイアの夜明け」を見たのがきっかけでした。番組のテーマは「不況下で進化…リフォーム新時代」。築30年を目安に取り壊すことの多かった日本の住宅だが、そんな考え方も変化しつつあり、リノベーション(リフォーム)で住人のライフスタイルにあった家に再生できるという内容でした。なかでもSさんをひきつけたのは、無駄を省いてローコストを目指すことをモットーにした建築家、横田満康さんの考え方でした。ただ安い材料を使うというのではなく、自然素材など、納得した良い建材だけを使い、その上で無駄な費用をカット。そして、ローコストを実現する極めつけは「DIYのススメ」。コストを抑える意味も込めて、施主自らに家づくりの作業に参加してもらうというものでした。「今まで家を持つ=新築物件と漠然と考えていたのですが、番組を見て中古+リノベーションでもいけるんじゃないかと思いました。」(ご主人)。奥さまは「DIYで自分も家づくりに参加できるのがいいな」と思ったそうです。

  この番組がきっかけで、本格的に中古物件を探し始めたSさん。「今までマンション暮らしだったのですが、子どもたちが階段のある家に住みたいというので、一戸建てを探すことにしました」(ご主人)。5~6軒の物件を見たうえで、購入を決めたのは築25年の家。家の前が雛段になっていて日当たりがよく、まわりが遊歩道で環境がいい、など立地条件の良さが決め手となりました。購入前には、第三者の立場で、住宅全体の劣化状況や欠陥の有無を目視でチェックしてもらう「住宅診断」(ホームインスペクション)を横田さんに依頼。「住宅の強度などの面では特に問題がなかったので購入を決意しました。ただ外壁や屋根などは経年劣化があったので、メンテナンスは必要とのアドバイスを受けました」(ご主人)

リビングイン階段の上からLDKを見たところ。「壁と天井が珪藻土なので、雨の日など湿気のある日も室内はカラリと爽やかですよ」(奥さま)。愛犬の海くんも快適そう(写真をクリックすると拡大します)

キッチンはつくり付けのカウンターと天袋で、リビングダイニングと分断されていた。天井にはダウンライトと民芸風のシーリングライトが。(写真をクリックすると拡大します)

LDと一体の対面式キッチンに。構造上、撤去できない鉄骨の柱をカウンターの一部に組み込んだデザインにし、柱を白くペイント。カウンター下部のダイニング側は、雑貨を飾るのが好きな奥さまのために棚を設置。透明の扉はご主人がDIYで製作(写真をクリックすると拡大します)

 

キッチン背面の収納とカウンターは、既存の窓を囲むように設置。内部の箱や引き出しにはイケアのキッチンを使用。扉の面材がパイン材、カウンタートップはモザイクタイルにしたオリジナルデザイン(写真をクリックすると拡大します)

カウンター下のワイドな引き出しには、主に食器を収納。引き出しはイケア製(写真をクリックすると拡大します)

「パンを焼くのが好き」という奥さま。キッチン背面、右下の収納棚にはパンを焼くための道具を集中的に収納している(クリックすると拡大します)

庭のフェンス沿いには、大きく育った木が何本もあり、日当たりを悪くしていた(写真をクリックすると拡大します)

デッキ、花壇ともご主人がDIYで製作。デッキはダイニングとひと続きで使えるようにしたので、空間に広がりが生まれた。休日にはバーベキュースペースに。レンガで囲んだ花壇はキッチンガーデン。ハーブや野菜を育てている。この冬は大根の栽培に挑戦(写真をクリックすると拡大します)

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