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老朽化した建物・設備を修繕するリフォームと異なり、リノベーション(リノベ)は自分たちのライフスタイルに合わせて、中古住宅に新たな価値を与える積極的な行為です。スクラップ&ビルドの時代が終わり、中古住宅活用が注目される昨今、リノベーションで納得のわが家を実現した方を紹介します。

047 約2400万円で実現した光が注ぐ住まい。
元は長屋式の店舗併用住宅でした

神奈川県 Aさん 築38年コンクリート&木造 混構造

家族が集う1階LDKを2階から見下ろしたところ。LDKの一部は吹き抜け空間になっていて、その中にスチールフレームの階段が取り付けられている(写真をクリックすると拡大します)

築38年の長屋式住宅を約1000万円で購入

 5年前のご主人の30歳の誕生日。ご夫婦で食事をしていると、奥さまが唐突に「今年の抱負は?」とご主人に質問。突然の質問に、答えを用意していなかったご主人は思わず「マイホームを建てよう!」と答えてしまいました。確かに建築や住宅には興味を持っていましたが、このタイミングで建てるとは自分でも思っていませんでした。

 宣言してしまった手前、あとに引けなくなったご主人は、翌日さっそく不動産情報サイト「ヤフー!不動産」で東横線沿線、中古一戸建て、1000万円以内、という3つの条件を入力して物件を検索してみました。すると……なんと1軒だけヒット。もうここしかないという気持ちで、さっそく物件を見に行きました。

2戸で1棟の長屋式住宅の1軒。1階入り口は店舗のシャッターだった(写真をクリックすると拡大します)

シャッターだったところに外壁を設け、新たに玄関アプローチを設置。2階には大きなはめ殺し窓を取り付けた(写真をクリックすると拡大します)

居住スペースへの入り口は、駐車スペースの奥にあった(写真をクリックすると拡大します)
LDK

高さ6メートル以上の吹き抜けスペースが開放的。LDKの中心にあり、1~2階を貫く大黒柱は、古民家の梁として使われていた古材を使用(写真をクリックすると拡大します)

 1974(昭和47)年に建築された店舗併用住宅。2軒で1棟になった長屋型の造りで、急斜面に建つ4階建ての建物でした。「僕はカーサブルータス(インテリア雑誌)のバックナンバーを全部持っているくらい、住宅建築に興味をもっています。だから、この家は改装したらおもしろくなりそう!と直感したのですが、妻は大反対。家に入ったところがいきなり駐車スペースで、入り口がシャッターだったんですが、『玄関がシャッターの家なんか嫌だ』って言うんです。リフォームするから大丈夫、と僕が言っても納得してもらえなくて……」(ご主人)

 ところが、現地見学を渋る奥さまを連れ出して一緒に家を見ていたとき、奥さまがパンダの絵のついたレトロなゴミ箱が残っているのを見た瞬間、「ここにしよう」と快諾しました。それは奥さまのお母さまが、若い時から使っていたものと同じデザインだったのです。「この家と縁がある、と感じました」(奥さま)。「パンダのゴミ箱のおかげで、妻に同意してもらうことができて、ホントによかった。そのゴミ箱、今も使っているんですよ」と、ご主人は笑います。

 そんな偶然からAさん夫妻はこの家の購入を決意したのですが、物件購入の本契約の前には、ご主人の15年来の友人であるHaKo Design(東京・新宿)のインテリアデザイナー、神山和裕さんに現場を見てもらいました。神山さんから「リノベーションで快適な住まいになる」と太鼓判をもらったうえで、最終的に購入を決定しました。価格だけでなく、陶芸が趣味というご主人にとって、4階建ての一番下である地下2階のスペースが、陶芸の作業場にぴったりだったというのも、この物件に魅力を感じた大きなポイントでした。

 また、中古を買ってリノベーションをするというのは、最初から「それしかない」と決めていたそうです。「まわりには、ローンをたくさん組んで、家に4000万円、5000万円とかける人もいるけど、僕はそんなに返せる気がしないんですよ。ゆとりのある暮らしを楽しみたいですからね。そのためには、中古&リノベという方法が最適と思えました。一戸建てにしたのは、趣味の陶芸のための電気窯を置きたかったから。マンションでは、電気容量を増やすのが難しいのです」(ご主人)

 5月の誕生日に「家を買う」と抱負をかかげ、早くも6月に希望の東横線沿線で、家を購入するという、幸先のいいスタートを切りました。

手前のキッチンと奥のリビングで、天井の高さが異なり、中心に大黒柱を設けたことで、空間にメリハリが生まれている。階段の手すりにあしらった黄緑色の飾りが効果的なアクセントに(写真をクリックすると拡大します)

玄関にはイカ釣り船の集魚用電球を照明として活用。大ぶりの電球が、インテリアのアクセントに(写真をクリックすると拡大します)

吹き抜け空間の照明は、コード、ソケット、クリア電球を組み合わせただけのシンプルなもの。イサムノグチデザインの和紙のスタンドは、コーナーのアクセントに(クリックすると拡大します)

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