いつかは住んでみたい人気の街を紹介します。その街らしい店や施設の関係者に「タウンナビゲーター」としてご登場いただき、「この街で毎日を過ごしてわかったこと」「魅力に感じているコトやモノ」をお伝えします。>バックナンバーはこちら
No.027
武蔵小杉
再開発で進化を続けるのどかな街
都心も横浜も近い、再開発が進む街
2013年3月、東急東横線が東京メトロ副都心線との直通運転を開始したことで、東武東上線や西武池袋線も乗り換えずに利用できるようになった「武蔵小杉駅」。2010年3月には、JR横須賀線上に「武蔵小杉駅」が新設されたことで、湘南新宿ラインや成田エクスプレスの全列車が停車する、利便性が大幅に向上した駅でもあります。渋谷から東急東横線で13分、横浜へは14分と、都内のみならず、横浜方面への通勤にも便利。周辺に工場跡地があったことや、行政によって第三都心に位置づけられたことから、近年は大規模な再開発が続いており、約1万5000人の人口増加が見込まれています。今後も高層マンションや商業施設の建設が予定されている点も見逃せません。
また、江戸前期の小杉村周辺は、江戸と西方を結ぶ中原街道沿いを中心に、たくさんの武士や町人たちが行き交う活気あふれる場所でした。中原街道沿いには史跡が点在しており、歴史を感じる街でもあります。
タウンナビゲーター原さんが語る
武蔵小杉のここが好き
再開発でますます便利になる駅前
東急東横線とJR南武線が交差する「武蔵小杉駅」は、どこに行くにも便利ですよ。昭和20年ごろまでは、中原街道から南側は田んぼが広がる農地でしたが、駅ができたことをきっかけに街が発展し、今では高層マンションが林立しています。2013年4月には、駅前の再開発で建てられた「小杉コアタウン」の5~6階に、45万冊の蔵書を誇る新中原図書館がリニューアルオープンし、1~4階には駅と直結するスーパーやレストランを有する「武蔵小杉東急スクエア」が開店。駅前はますます便利になっていますね。小杉コアタウンには保育所や美容院もあるから、子育て世代のファミリー層も助かると思います。2014年春には、医療モールもできる予定なので、より安心して暮らせる環境が整うと期待されています。一方で、どこかのんびりとした雰囲気も残っていて、住人の方も気性が穏やかな人が多い。都心にないゆっくりとしたリズムも、この街の魅力です。
史跡が残る散策におすすめのエリア
中原街道は、江戸と西方を結ぶ重要な道路として発展した道です。江戸時代初期は、まだ東海道が整備されていなかったこともあり、大名行列が通ったり、旅商人が行き交ったりと、大変にぎわっていました。中原街道と府中街道が交差する小杉十字路から東へ400mほど進んだあたりは、徳川家康が鷹狩りを兼ねて民情視察をする際の休息所として使われていた「小杉御殿」があった場所。御殿の周囲には城下町などでよく見かける、見通しを妨げる「カギ」の道が今も残っていて、当時の防衛上の工夫を垣間見ることができますよ。ほかにも江戸時代に、江戸の代官屋敷より移築されたと伝えられている、安藤家の長屋門など、歴史を感じることができる史跡や建造物が残っているので、散策におすすめのエリアです。
スーパーが豊富で商店街もある
駅西口からほど近い武蔵小杉駅前通り商店街は、イトーヨーカドーやTSUTAYA、マルエツなどの大型チェーン店から、昔ながらの洋食屋やラーメン屋、路面店など、新旧の店が混在している便利な商店街です。ほかにも駅南口から徒歩3分ほど、府中街道を渡ってすぐの法政通り商店街は、50年以上の歴史があるレトロでどこか懐かしい雰囲気が魅力。「大野屋」という地元のスーパーでは、好みや目的に合わせてにぎり寿司を注文できるほか、地元で人気の洋菓子店のお菓子を買うことができますよ。一方、駅前の高層マンションの下層階にもスーパーが併設されているところが多いので、買い物には困りませんね。隣の「新丸子」駅の商店街も歩いて行ける距離ので、時おり買い物がてら散歩すると楽しいですよ。





