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素敵な暮らしのつくり方

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02.アートディレクター・田代眞紀さんの住宅レッスン

一見、黒い床に見えるが、実は深いグレー。室内にはサイザル麻と呼ばれる植物の床材が敷き詰められている。白い壁、こげ茶の建具とともに、家をシンプルにまとめるベースとなる色だ

LESSON1
使う色を決める

 アートディレクター・田代眞紀さんの住まいでは、インテリアなどに使う色を基本的に3色に絞っています。

 「できるだけ白、こげ茶、ダークグレーの3色を使うと決めています。私の家の場合は、カトリーヌ・メミのインテリアに使われている色を基調にしていますが、住まいの中の色に統一感があると、それだけでまとまって見えますよ」

 また、どうしても基本の3色に納まらないものもありますが、「ある程度の差し色は、許容範囲として認めたほうがいいんじゃないでしょうか」と田代さん。

 「私の場合、グリーンと藍染め、シルバーは許容範囲です。たとえば白い花を生けても葉はグリーンだし、シンクまわりやドアのノブなども金属の部分が多いですよね。それらも暮らしの中に入ってくる色です」

 基本色以外をすべて省くのではなく、効果的に差し色として活用する。これによって統一感のなかに遊びや心のゆとりが生まれてきます。

キッチンや洗面台の金具など「どうしても金属を使う場合」には、必ずシルバーを選ぶ。台所は、冷蔵庫からシンクまわりの小物まで、すべてをシルバーに統一

洋食器は白か黒のみ。和食器だけは藍染めの絵皿を使う。「母の実家にあった食器なんです。高価なものではないかもしれませんが、大事にしています」

ご主人自慢のポルシェの色もシルバー。眞紀さんは気づかなかったようだが、ご主人なりに色のルールを尊重したいという思いがあり、この色を選んだそうだ

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