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素敵な暮らしのつくり方

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15.身体と心に磨きをかけて自分らしく、エレガントに暮らす家

座る姿も美しい。心も身体も、常にエレガントであることを心がけるマダム由美子さんの生き方は、住まいにも現れている

玄関には大好きな香水が。「日本には、香水を楽しむ習慣がなくて、本当に残念です。玄関などの目につきやすい場所に置いておくと、自然に楽しめるようになりますよ」

「地に足のついた生活を」と、庭のあることも住まいの条件の1つだった。暖かい季節には屋外でブランチやティータイムを楽しむこともあるとか

お気に入りのソファもロマンチックなスタイル。「ロココ調のインテリアが大好き。素材や表情に凹凸があると、そこに光と影が生まれます。光と影は部屋の奥行きや立体感を演出してくれます」

バレエから学んだ、美のメソッド

 東京、港区の閑静な住宅街。細い道を歩いた突き当たりに、“エレガンシスト”、マダム由美子さんの住まいがあります。

 暮らし始めて7年。この地を選んだのは、地名が気に入ったことと、お嬢さんの通う学校にもバレエ教室にも近かったこと。

 「家を探すとき、要望をあれこれと絵に描いてみたんです。ちょっとクラシックな建物で、庭のある2階建て。間取りはこんな感じ、大きな窓から明るい日差しが降り注ぐような家がいい……なんて。そうしたら、不思議なくらいに描いた通りの家を見つけることができました」

 自分らしさを大切にし、住まいに対しても明確なイメージを持っていたからこそ、希望に応えてくれる住まいに出合えたのでしょう。

 室内は、白をベースに統一感のある色でまとめられ、優美な曲線のインテリアや繊細なレースなどを取り入れたロマンチックなスタイル。まさに、貴婦人のサロンのような趣です。

 「小さいころからロマンチックな洋服が大好きでした。母が連れて行ってくれたヨーロッパ子ども服のお店で、3時間でも4時間でも、洋服を飽きずに眺めているような子どもだったそうです。美しいもの、エレガントなものにあこがれていたことも、私がバレエに引かれた理由の1つだと思います」

 6歳からバレエを習い始めたマダム由美子さん。現在は、バレエに秘められた美のエッセンスを、外見、内面、そしてライフスタイル全般に生かす「プリマ・エレガンス」を提唱し、サロンレッスンや講演などで活躍しています。

 「バレエの様式美が確立したのは、17世紀、ルイ14世の時代です。ポンパドール夫人や王妃マリー・アントワネットといった、その後のロココ時代のファッションリーダーたちも、バレエをこよなく愛していました。バレエには、時代を超えた美の黄金律というべき、美しさの源流があると思うんです」とマダム由美子さんは言います。

 「現代に生きる皆さんに、自分らしく素敵な人生を送っていただくために、古き良き美の知恵を、分かりやすくお伝えしていきたいと考えています」

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